あいちトリエンナーレ ロボット演劇を観にいってきた
あいちトリエンナーレ、ロボット版『森の奥』【世界初演】を観にいってきた。
(写真は、出番を待つロボットのヨシエとイチロー。たしか、手前がヨシエ。「ヨシエ」は平田オリザ氏が私のマンガ『よしえサン』から採ったネーミングだそうな。)
最初に書いておくが、とにかく面白い。
まだ、明日(23日)とあさって(24日)計3回の公演があるので、お時間のある人はぜひ観にいって下さい。
これは観ておかないと損です。
チケットはこちらから。→http://aichitriennale.jp/tickets/
なにしろ、まず、脚本の内容が濃い。
「人間って何?どこからが人間?生き物の尊厳って何?」と考えさせられてしまう。
当然、演出もすごい。それを緻密にやってのける演者も皆魅力的。
ロボットの人格表現も計算され尽くされている。
会話における微妙な感情表現が秀逸で、仕草、表情(ロボットにはないが)、口調などが極めて自然だ。
自然だから、話がスムーズに観客の脳に入ってくる。
これにはよほど周到に計算された演出が必要だと思った。
しかし、平田オリザ氏の演出は、厳密には「計算」というのとはちょっと違う。
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