肩の痛み

病名が変わった

肩の治療のその後の経過をメモっておきます。

相変わらず、リハビリで個人経営の整形外科に週1〜2回のペースで通っています。
職業上、時間が最も貴重なので、治療のために定期的に時間を費やすのは肩の痛みより痛いです。

治療の内容は首の牽引と、首・肩への電気治療、理学療法士によるマッサージ・運動療法(走ったりの運動をするのではなく、腕、肩を療法士が動かす)。だいたい1時間くらいかかります。費用は1回800円ちょっと。

担当医の勧めに従って首のコルセットを作りましたが、どうも私の首の症状から言って、支える方向が逆なのかも。逆になってしまう原因は私自身にあって、どうも猫背が一番の問題のようです。そこで、猫背矯正ベルトを……。
詳細は今月末発売の「本当にあったゆかいな話」誌連載の『実在ニョーボよしえサン日記』に描きましたので、興味のある方はお読み下さい。

現在、使用している薬はノイロトロピンとロキソニンテープ。ロキソニンテープは血行抑制作用があり、頭に近い位置である肩に貼るので、壮年性脱毛を促進するのではないかと心配しましたが、このブログを読んで下さっている現役の医師の方からメールで、ロキソニンで脱毛というのはほとんど聞かないというご指摘をいただきました。

私の場合、これまで、痛みがひどくて範囲も広い時には、いっぺんに2枚貼ったりしていたので、使用限度を超えていたのかもしれません。
いずれにしても、ロキソニンと脱毛現象は基本的にはつながってはいないようですね。私が気にしすぎなのかもしれません。

今は、ロキソニンテープは1日1枚を限度に、すごく痛みが続く時だけ貼っています。同時に、リゲイン2%も頭頂部に塗ってます。一時期、やけに抜け毛が激しいなあと感じたのですが、今は戻っている感じです。

ノイロトロピンは正直、どの程度効いているのか実感がありません。でも、この1ヵ月で少しずつ痛みは減ってきているので、これが理学療法によるものなのか、ノイロトロピンやロキソニンテープの効果なのか、よくわかりませんが、もうしばらくはノイロトロピンを飲み続けたいと思います。副作用がほとんどないので、飲むのが苦にならないというのもあります。

ところで、今のリハビリ医院の勧めでMRIを撮ってから、私の病名が変わりました。これまでは「肩関節周囲炎」いわゆる「四十肩・五十肩」(自称「マンガ家肩」)だったのですが、現在の病名は「頚椎性神経根症」です。やはり、頚椎の狭窄がかなりあるので、こっちの病名になったようです。

先日、リハビリ医院に紹介状を書いてくれた公立の大病院にも久しぶりの診察を受けに行ってきました。2ヵ月前に予約を取っていたからです。何で2ヵ月開いたかというと、担当医が海外出張していたから。
診察してもらい、症状が軽減しているので担当医も安心していました。

本当は、もう公立病院のほうは行くのをやめようとも思ったんですよね。リハビリ医院の方で薬ももらえますし。

なんで行ったかというと、前々回に公立病院の診療で、ヒアルロン酸注射をいっぺんに2本打ったことになっていて、料金も倍取られていたからです。どうやら、病院のコンピュータシステムにエラーがあったようで、前回診療時にそれを病院側に告げたら、返金手続きは次回の診療時(2ヵ月後の今回)にということになったのです。だからどうしても行かざるを得ませんでした。

前回の会計担当の職員の対応はちょっと疑問の残るものでした。その辺のいきさつも今月の『実在ニョーボよしえサン日記』に描きました。そこからどうなったかは来月末発売号に描きます。

なにしろ早く肩の痛みが消えてほしいものです。マンガのネタにはできますが、ちっともうれしくないので。

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ロキソニンで禿げる?

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肩の痛みでリハビリ通院していることはすでに書いた。もらっている薬はノイロトロピンとロキソニンテープ。あと、胃薬のセルベックス。
それから、こないだ主治医に「夜中に痛みで熟睡できないんです」と告げたら、デパスをくれた。

デパスはあんまり効かなかった。寝つきがよくなるのならうれしいのだが、寝つきは相変わらずで、熟睡もできず、寝起きの時間にどーーんと体が重くなってしまう。胃の調子もおかしくなるし、この、鬱病にも使われる薬は私には合わないようだ。飲むのをやめた。

ノイロトロピンは長期間服用しないと効き目がわからないので、現在、3週間目くらいだが、とにかく続けている。すこーし効いてきたような気がする。日中の疼痛が少し減ってきたからだ。副作用もネットで調べたがほとんどない。これは一応飲み続けようと思う。

私にとって一番問題があったのはロキソニンテープだ。
たしかに貼った直後の効き目はある。はっきりと痛みが減る感覚がある。

しかし、これは重大な副作用では?という症状が現れた。

抜け毛が多くなるのだ。
なんか、頭頂部が薄くなってきたような気がする。いや、気がするじゃなく、本当に減っている。

もう、いい歳だし、元々薄くなってきてるんだけど、この数週間は異常な減り方だ。
怖くなって、ロキソニンテープはやめた。
そして、最近さぼっていた発毛剤を再びつけ始めた。オーストラリアから直輸入した「リゲイン」だ。日本で売られている「リアップ」の2倍の濃度のミノキシジルである。これを毎日2回つけて、しっかり頭皮を揉むこと1週間。

マジで毛量が戻った。(使用前・使用後のデジカメも撮ったんだけど、今はアップする勇気はありません。すいません。)

ロキソニンって抜け毛の副作用があるの?
そういうのは医師からも聞いてないし、ネットでも見たことがない。
でも、念のために「ロキソニン 脱毛」「ロキソニン 抜け毛」「ロキソニン 副作用」などでネット検索してみた。
そしたら、ポツポツあるじゃないか。個人の感想レベルの情報だけどね。

ロキソニンの副作用に「重篤な血行障害がある人は避けたほうがいい」というのがあった。
脱毛って、頭皮や毛根の血行が悪くなって起こるんじゃなかったっけ?
だから、ミノキシジルが効くわけで。
ミノキシジルは元々、心臓病の薬だ。血管が収縮して血圧が上がった時に、血管を広げる降圧剤。頭皮、毛根の血管も広がって血流がスムーズになるので、発毛にも効果がある、とかなんとか聞いたことがある。

つまり、頭髪には血行が大事なわけ。血行障害を促進する?ロキソニンは頭髪の健康に良くなさそうだ。
もし、そうだとしたら、なんでこれがクローズアップされないのか。製薬会社が副作用としてうたわないのか。
やっぱ、売れなくなるからかな。
ロキソニンって、ホントにものすごい数の人が使ってそうだよね。
そして、髪の毛って男はもちろん、女の人もすごく気にする。

ロキソニンで禿げちゃうなんて情報はタブーなのかな?
でも、少なくとも私個人の人体実験では実証された。まあ、私の老化現象かもしれないけど。ミノキシジルが効いただけのことかもしれない。

しかし、薬の情報は医師からとか薬剤師からとか製薬会社からとか以外に、使用者からの生の情報もできるだけ多く知りたい。1つだけを信じるのはダメだけど、ネット全盛の時代だし、いろんな人達の情報が集められるので、いろいろ参考にし、取捨選択していきたい。

ロキソニン錠剤やテープで脱毛が起こった人がおられたらメールで教えて下さい。逆に、全く減ってないよという情報でもいいです。

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頚椎もやばいようで

頚椎のMRIに行ってきた。
建物が新しくて最新設備の整った臨床検査センター。撮影時間も半分くらいだった。
出来上がった画像はプリントするのではなくCDに入れて、リハビリの医院まで届けてくれるとか。

でも、料金が高かった……。
肩のMRIは名古屋の金山というところにある病院で撮ったのだが、6000円くらいだったと思う。
今回は7800円。
おかげで、財布の中のお金が足らず、保険証を人質に取られて、また翌日、支払いに行くはめに……。

で、首の画像をリハビリ医院で見たが、はっきりと頚椎の5〜6番目のあたりの神経の通りが狭窄していた。
画像はまだ全部医院に預けたままなのでここにはアップできません。というか、自分の体のプライバシーはあんまりネットに公開したりしない方がいいかもしれない。(してるけど(笑)。まあ、画像とかは誰にどんな使われ方するかわからないし。)

仕事中の姿勢とか、その時に起こる症状などを詳しく伝えたところ、作画の時は首にコルセットをつけて正しい角度で補強した方がいい、ということになり、首のサイズを測って、来週、業者を呼んで作ることに。保険が効いて6000円。MRIも含めてかなりの出費だ。もうすぐ連載が一本終了する予定で、収入が減るところなので痛い。ふところは痛いわ、首は痛いわ、このままじゃ頚椎に関係なく首が回らない事態になりかねないので、新作を考えてまた東京の出版社に営業に行かないと。前にボンボンでやってた『ゴキちゃん』の続きをどこかで描かせてもらえたら最高なんだけど。

モーニングで描いていた時代に、他社から連載依頼がいくつも来ていたことを思い出す。
某スポーツ紙からの日刊での4コマ連載依頼、某4コマ専門誌、某パチンコ雑誌、某就職情報誌……いずれもあの頃は物理的に限界のスケジュールで描いていたから、受けたいんだけどどうしようもなくて断ってしまった。カラダが3つくらいあったら全部受けてたのに。元来、仕事は断れない性格で、その証拠に、単発の仕事依頼はほぼ全て受けたと思う。(私につながずに担当編集者が自己判断で断ったケースがあるかもしれないが。〆切りが重なるような場合。)

そうそう、ちょっと前にこのブログでも書いた「原作付きマンガ」の話は諸般の事情でいったん、お流れになってしまった。うまくすれば、もう一度チャンスをいただける可能性もあるが、当分は待つしかない。

悪い流れの時ってこういうものなのだろう。
でも、とにかく自分から動かないと話は始まらない。カラダにガタが来てるけど、脳ミソにはまだまだいろんなアイデアが浮かんでくるので、それを形にするべく頑張ろうと思います。
柔道金メダリストの内柴さんじゃないけど、「おれは親父なんで」

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徹夜で肩がボロボロ

木曜日は『よしえサン日記』のネーム、金曜日はアシさんを呼んで下描きとペン入れでした。さっき、ようやくペン入れが終わったところです。まだ、パソコンでの仕上げが残ってますが、きのうの朝6時からやってるので(アシさんは昼から)もう寝ます。ちなみに現時点の肩はボロボロ状態です……。固まりきって、痛みは頂点に達してますね。眠れるだろうか……。

メールでファンの方から私の肩の痛みについてお見舞いをいただきました。ありがとうございます。
それでご指摘いただいたのが、MRI画像には脱臼の様子は見受けられないということ。
これは私の説明不足でした。医師からの脱臼という所見はレントゲン写真を見て言われたものということを書いていませんでした。医師もMRIでは脱臼の様子は見られないと言ってました。レントゲン撮影の時、肩の骨が離れるような角度で撮っているんじゃないか、ということでした。

レントゲン写真は現在、リハビリの医院に預けていて、アップできませんでした。MRIも預けてあるんですが、ここにアップしたのはマンガ製作用にスキャンしてサイズを小さくしたものです。

メールを下さった方によれば、MRI画像からは腱板損傷らしき所見もあるとのことで、実はこれは、公立病院の医師にもリハビリ医院の医師にもレントゲン画像の所見として似たようなことを言われました。前者は「骨がつぶれているかも」、後者は「骨がちょっと欠けている?」

MRIよりもレントゲン画像のほうが、2人の医師も私自身も異常をはっきり見て取れたというのは不思議ですね。レントゲン写真の所見をより精緻に確認するためにMRIがあると私は思っていましたが。

レントゲン写真では、腕の骨の肩側の先端部分の丸いところが明らかに少しイビツです。MRIではその部分の骨と骨のスキマに白いものが溜まっているのが見えます。

19日に頚椎のMRIを撮って20日に診断を受けたら、上記のMRIとレントゲン写真は返却されるので、ここにアップしようと思ってます。いや、そんなの誰も見たくないだろうけど(笑)。

あ、しかし、そういうのって、主治医にとってはあんまり気分がいいものじゃないんだろうか……。「俺の診断が信じられないから、ネットで他の意見を聞いてるのか?」みたいな。

脳ミソどろどろ状態で文章書いてるので支離滅裂になってそうです。とりあえず今晩(もう、今朝か)は寝ます。推敲せずにアップしますので、日本語が変でも許してちょ。

メール下さった方には薬に関してもいろいろアドバイスいただきました。感謝感謝です。いずれ、メールでも返信いたします。

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ノイロトロピンは効くのか

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日本酒の記事も書いてほしいというご要望をお2人の方からメールでいただいたのですが、実は最近、あんまり飲んでおりません。
というのは、ここのところ集中して痛み止めを毎日飲んでいるからです。

私の場合、これまで、痛み止めの薬はどれも体に合いませんでした。ロキソニンやボルタレンなどは一気に胃腸に来ます。右肩を痛めた時に公立の大病院でもらったライペックというのもダメでした。

一応、胃腸薬も同時にもらいます。医者によって選ぶ胃腸薬は違うみたいで、憶えてるままに書くと、ケルナック、ガスロン、セルベックス、ムコスタとかそんなの。どれもたいした効果はありませんでした。

多少、胃腸に悪くても、肩の痛みにしっかり効くのなら、飲む価値もあるのですが、全然痛みが減らないのです。

「それなら、この薬はどう?」ってことで、ノイロトロピンというのを処方してもらいました。副作用が少ないとされる薬で、痛みの種類によってはかなり効くとか。ただし、4週間くらいは継続して使用しないと効果はわからないらしくて、今のところ1週間、しっかり飲み続けています。効果は……まだないですね。効いてくれるとうれしいんですけどね。ちなみに、胃腸の痛みはないみたいです。

あ、唯一、効き目がはっきり出る薬があります。
ロキソニンテープ。
これはロキソニンの成分をそのまんま貼り薬にしたものだそうで、これを患部に貼ると2時間くらいはかなり痛みが軽減します。でも、1日1回が限度量らしく、寝てる時も含めて24時間痛いので、どんなタイミングで貼るかけっこう考えてます。

ネーム(下描き前の絵コンテ。これが最も集中力がいる。私の場合)の寸前に貼ったりします。これは頭と右腕をフルに使う作業です。左手も原稿用紙を押さえて知らぬ間に突っ張ってるし、両肩と背中と首に力入ってるし、同時に右脳も左脳も全開だし、あちこち視線が行って凝視して目は疲れるわ、キャラの表情を描く時、自分も同じ表情になるわで顔の筋肉まで疲れるわ、大変です。

思うに、こういう疲れが長年溜まって、トシとった今、肩に集中して痛みとなって出ているような気もします。もしかすると、南の島に1年くらいバカンスに行くと治ってしまうのかもしれません。そんな余裕はないので絶対無理ですが。

とはいえ、

全然日本酒を飲まないと舌が震え出すので、小型のグラスに軽く1杯ほど、1日の終わりに味わいながら飲んでます。今、開けてるのは「鍋島純米吟醸あらばしり1800ml3.360円」

これはもう、なんといううまさでしょうか。甘くて舌触りがとろ〜っとしてて、でもノド越しはするする通る感じで、ふわ〜っとフルーティな吟醸香が大量に鼻に戻ってきます。生酒の、しかも搾って即詰めしたあらばしりなので、酒蔵で飲む新酒から何も引かれていません。去年の冬に仕込んでますから、今飲めるお酒は1年近く寝かされているわけで、荒さも引いて熟成感があります。ちょっと高いけど自信を持ってお勧めできます。

あ、そうそう、昨晩、講談社の担当編集氏と打ち合わせをした際、竹書房の『よしえサン日記』が12月発売なら発売日を同時にすると双方にメリットがあるねという話になって、両者の編集同士で打ち合わせる段取りとなり、うまく進めば同日発売にできそうです。具体的には12月の10〜15日あたりになると思われます。

間に合わせるために私の作業スケジュールもきつくなるのですが、そういうしんどさはいくらでも来いって感じです。最良の痛み止めはこの2つの単行本が売れること、だったりして。

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『よしえサン日記』『けつちゃん』最新単行本発売決定!

肩のMRIを撮ったことは前々回に書きましたが、今度は頚椎のMRIを撮ることになりました。

公立の大病院でもレントゲン写真で指摘されていたのですが、どうやら頚椎の下の方に骨のトゲが出ているようです。それが神経の束を突いていて、中指の先まで痺れさせているのだとか。今、通っている個人経営の医院の先生によれば、もしかしたら、肩の痛みもこれが大きな原因かもしれないとのこと。

ただ、MRIってけっこう苦痛なんですよね。なにしろ、じっとしているのが辛い。健康ならいいんですが、肩が常に痛いですから。40分もじっとしていると、痛みと150%向き合うことになります。ちょっと動いて散らすとかできないわけです。痛い時にはたいてい、人はジタバタするじゃないですか。こないだの巨人の阿部選手がそうだったでしょ。2塁ベース上で肩を挫傷して、ホントに痛そうでした。痛いのに動けないって、ひたすら辛いです。

8月に受けた1回目のMRIの状況は「本当にあったゆかいな話」誌(竹書房)でマンガにしました。もう、痛くて痛くて、しまいにはおばさんたちの井戸端会議が聞こえてきて、頭がおかしくなったと思いました。

今度は首ですが、もしかしてうつ伏せにならないとダメなんだろうか。前からだとアゴが重なりますもんね。

私はうつ伏せになると肩に激痛が走るんです。うつ伏せって、猫背の逆を強要しますから。今までの猫背姿勢で固まっていた首や肩や背骨を逆に反らせるわけで、ものすごく負担なんです。

ああ、今から気が重い……。40分もうつ伏せになったら、MRIが終わった時に死んでるんじゃないだろうか……。

結果は今月か来月の「本ゆ」『よしえサン日記』でご報告できると思います。私の体がマンガ製作に使えれば。

あ、あと、宣伝をちょっと。
ピテカントロプスで連載している絵本コミック『けつちゃん』が単行本になります。順調なら12月発売となります。
同時に、『よしえサン日記』第3巻も12月発売が決定しました。
これから、原稿の見直し、手直しでかなり忙しくなりそうです。表紙などのイラストも描かねばなりません。
実は明日(もう今日か)、「吟」というお店で講談社の担当さんと『けつちゃん』単行本の打ち合わせです。私をマンガ家デビューさせてくれた初代担当さんなので、いつも緊張します。と言っても、ものすごく気さくでいい人なんですけどね。なんとかこの単行本を売って恩返ししなければ。

『よしえサン日記』のほうも、モーニングで描けなくなって、すぐに拾ってくれたのが「本ゆ」編集部で、当時の担当のN田氏、今の担当の編集長S浦氏も大恩人です。1〜2巻がけっこう好評なので、3巻もそれに乗って売れて恩返しできればと思ってます。

発売日が決まったら、またここでご報告します。

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肩のリハビリ

また、かなりご無沙汰してしまいました。

なんであんまりブログが書けないか。

ブログというと、だいたい、自分の身の回りのことや、自分が興味や関心のあること、最近の時事問題へのツッコミとかが題材になりますよね。

私の場合、それらは『よしえサン日記』やSPA!の時事4コマのネタなのです。先に書いちゃうとネタバレになる。だから、そこから漏れる題材があったらブログに書く、という感じでした。

でも、それじゃほとんどブログが書けない。なので、これからはマンガとかぶるかもしれませんが、むしろマンガのネタメモのような気分で思いついたことをブログに書くことにしました。

さて、今回は自分の体調について。

先々月の『よしえサン日記』にも描きましたが、左肩の強い痛みに悩んでいます。公立の大病院で「アルツ」というヒアルロン酸注射を3回ほど打ったのですが、最初は少し痛みが軽減されたものの、また元の痛みに戻ってしまい、いまだにかなりしんどい思いをしています。

そこで、大病院の先生にも勧められたリハビリに通うことにしました。リハビリは大病院ではなく、住んでいる所から近い医院に紹介状を書いてもらいました。大病院のほうは入院患者がメインのようです。

肩の痛みはどんな感じかというと、とにかく常に痛いです。家族と一緒の時は気が紛れるのか、痛みを忘れることもあるのですが、1人で仕事場にいると痛みと直面することになります。ネタ出しや作画で集中しなければならない時に、特に痛みます。そして、やっかいなことに、睡眠中にピークに近い痛みが来ます。痛みで目が醒めることもしばしばです。起床直前が最も痛くて、起床後1時間は強い痛みが続きます。しかも、ずっと左腕が中指の先までしびれています。

いろんなことにかなり我慢強い私なのですが、さすがにこの延々と続く痛みには耐えかね、どんな治療でも受けて治したいという気持ちになりました。

で、大病院で撮ったレントゲン写真とMRI画像と紹介状を持って近くの医院にリハビリに行って、最初の診察で言われたのが、

「肩が脱臼してますね」

大病院では全く言及されなかったことです。自分でも脱臼したという感覚はこれまでなかったので意外でした。でも、自分でも画像を示されてわかったのですが、正常な肩の骨の画像とは明らかに違ってました。少なくとも亜脱臼を何回かやっていた肩であることは自分でもだいたい感じ取れました。

極端な猫背で若い時は1日30時間(1日を超えとるがな)とか仕事を続け、それを20年近くやってきたツケなのか……。徐々に骨の間隔が開いていったのかもしれません。そして、ちょっとイレギュラーな動きをした拍子にグキッと来て、とてつもない激痛を感じたことがありました。それが脱臼と同じダメージを与えていたのでしょうね。

これは右肩で最初に起こっていました。右肩は1回大病院で診察してもらいシップをもらっただけで放置し、結局、痛みがほぼなくなるまでに2年を費やしました。そして、右肩の可動域は70%以下に落ちました。

今回、左肩に同じ症状が起きて、きちんと治療を目指してよかったと思います。左肩は何とか半年で治したい。きのう、最初のリハビリ治療を担当してくれた療法士さんにも、「2年は長かったですね。もっと短い期間で治したいです」と言ってもらいました。療法士さんは若い人ですが、とてもマンガ好きの方で、少年マンガが大好きだそうなので、次に行く時は『ゴキちゃん』の1,2巻を持っていってプレゼントしたいと思います。

いっぺんにいろいろ書いても長くなっちゃうので、続きはまた次回に。

添付画像は私の左肩のMRI画像です。

Mri

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