小学館のビッグコミックスペリオール誌で連載中の『天国ニョーボ』第1巻が8月28日に発売されます。
2013年の初めにニョーボが天国に行っちゃってからも、私は講談社のイブニング誌で『実在ゲキウマ地酒日記』を描き続けていました。
ニョーボが普通に現世にいることにしたまま。
しかし、それにはやはり精神的に無理がありました。
竹書房の『クッキングダンナ』の方は、ページのほとんどを料理の話が占めているので何とかなるのですが、地酒日記は、単行本の描き下ろし特別編でも触れましたが、描いている間に5件くらい、酒や食関連のイベント、飲み会などのお誘いを受け、そのたびに「今はちょっとスケジュールがタイト過ぎて……」などと言い訳せざるを得ず……意を決して1件、あるイベントに参加してみたところ……
その先は地酒日記2巻の描き下ろしマンガや『天国ニョーボ』1巻の中で描いていますので、ここでは省きます。
そこでいったん区切りをつけ、しばらくは悶々としていたのですが、その頃から何かが変化し始めました。
いろいろと不思議な兆候が起こり始めたのです。
そして、ついに、ニョーボの存在が……
あとは『天国ニョーボ』を読んでいただけたらと思います。
今、私ができる全ての表現をこの作品に込めています。
どうかよろしくお願いいたします。