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2012年2月

『実在ゲキウマ地酒日記』スペシャルラベル「山間」発売!

Yanma5ushishi
カネセ商店さんのサイトの写真から引用しました。)

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AUN COLLECTIONさんのサイトの写真から引用しました。)

久しぶりのブログ更新。
イブニングで連載中の『実在ゲキウマ地酒日記』で、このブログでも過去何度かゲキウマ地酒としてご紹介した「山間」について描いたんですが、その中で、山間を入手したAUN COLLECTIONさんと、その2回前の話で村祐を入手したカネセ商店さんをマンガの中に出させていただきました。

ただ、マンガの中ではお店の実名は伏せ、「けつつ酒店」「うしし酒店」としていました。
名古屋の酒販店さんなら、直に行って許可を願い出ることが可能ですが、なにしろ上の2つのお店は新潟。
私の郷里の福井よりも遠い。
メールで「マンガに出してもいいですか?」というのもちょっと不躾だし……。
もし、断られちゃうとマンガのネームが2本ダメになっちゃうし……。
あと、ネット販売ということで、私がイブニングという有名マンガ誌に実名で描いちゃうと、地酒好きじゃない人もネット注文してきて、あっと言う間に売りきれてしまい、従来からの地酒ファンにご迷惑なんじゃないかと心配しました。

てな経緯で仮名でマンガに描いたところ、なんと、両方のお店のご主人からメールが来ました!
で、なんとなんと、上のようなスペシャルラベルができちゃうことに(笑)。

さすがは情熱地酒の売り手です。
いや、山間に関しては単なる売り手だけじゃなく、蔵から山間を世に出すことに多大な尽力をしているお二人なのです。
このお二人が2005年頃に山間を試飲し、杜氏さんが「まだこの酒は味の膨らみとバランスを整えないと……」と世に出すことを渋っていたところを、「いやいや、うまいっスよ!」「うちが責任持つから売らせて下さい!」と口説いたそうですから。

そのお二人に私のマンガを読んでいただいていたことに喜びを感じるとともに、スペシャルラベルまで作ってしまうポジティブさと遊び心に感服しています。

で、ここまでくると、無理して店名を秘匿しておく理由もないと思いますし、ブログやツイッターでも告知することにしました。
スペシャルラベルは今回限りと思いますが、山間は今回の5号だけじゃなく、これからどんどんいろんなバージョンが発売されていきます。
そして、山間だけじゃなく、他のゲキウマ地酒にも関心が高まればいいなと思います。
そのことにほんの少しでもゲキウマ地酒日記が貢献できればうれしいです。

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