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勝間和代vsひろゆき対談を観ての感想

勝間和代氏とひろゆき氏の対談をニコニコ動画で聞いた。

勝間さんは、「私は誰にも言い負けない知識人で論客。どのような反論、質問にもよどみなくスラスラと間違わずにに答えられる人」を演ずることに必死で、言っている内容は支離滅裂だったように感じた。

この人の場合、しゃべっている最中に、「はあ?」「ええ?」などの逆相づちを打ち続ければ5分で理性が崩壊するタイプだと思った。
常に相手がうなづいて肯定の意を示してくれないと成立しない論者。

ネットにおける実名・匿名の議論にしても、「実名なら投稿者が責任を持つようになり誹謗中傷も減る」という主張をするなら、対談の中で言われていたようないわゆる「山田太郎」ではダメだ。
そんなのは、ひろゆき氏の言う通り「名無しさん」と何も変わらない。

ネットにおける実名制をまずきちんと定義、提示すべきだった。

私だったらここまで言う。

2ちゃんねるは会員登録制にすべき。
住所、氏名、電話番号、勤務先や学校名、顔写真を管理側に開示して会員情報として登録。
登録の際は運転免許証、パスポート等が必要。
会員名簿は公開制。誰でも検索できる。
ログイン時に必要なIDとパスワードは自宅に郵送。

ここまでやればかなりリアル社会の実名存在に近づく。

ただし、これでは管理コストがかかり過ぎるので有料制にしなくちゃ経営できないだろう。
1人月500円くらい?足りないか。

しかし、公開実名制で有料じゃせいぜい1000人くらいしか集まらないかも。
みんなうわべだけいい人ぞろい。
書かれるのは当たり障りのないつまんないことばかり。

もしくは議論を見せて金の取れる論客をどんどん招待して、良質な読み物としてのサイトにするか。

いずれにしてもそれは2ちゃんねるとは別物で、匿名か実名かという議論は置き去りになるだろう。

私が見た印象では、匿名で荒れまくるのは「ニュー速+」などのニュース系の板や、特定の人物、団体などをやり玉に叩きまくる個別スレなどだ。

一方で、狭い範囲の情報をやり取りするような、基本的に「また〜り」している板、スレというのもある。
突発台風みたいにとんでもないのが時々紛れ込んで荒らしていくことはあるが、おおむねみんなで情報を寄せ合い、アドバイスし合い、癒し合い、なぐさめ合ったりしてゆっくり進んでいく。

マンガ家が集まるスレ、教師が集まるスレ、同じ病気の人達が集まるスレ、同じ趣味を持っていて語り合いたいスレ、家事や料理等のコツを教え合うスレ……などなどはそれなりの連帯感や場の共有意識がある。
そういう場所も、匿名だからこそ集まれたりする。
実名だと気を遣うので、全然知らない者同士、匿名でちょうどよい距離が取れたりするのだ。

そういう場所は、2スレほど読んでいると、そこの常連さん達が見えてくる。
そして、そういう人達は匿名存在ではあるが、発言の中身にプライドを持っている。
発言=自分。発言への責任もしっかり感じている。
匿名だけど通じ合える人がたくさんいて、そこに行くと落ち着くという人もたくさんいると思う。

だから、単純に「匿名か実名か」ではなく、今やリアル社会だけでなくネット上にもたくさん構成されている小社会の性質を、実体験を通して感覚で理解してから語るべきだと思う。
その上で、荒れる板やスレを今後どのような方法で改善するかを考えた方が建設的だ。

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NLPトレーナーの前田忠志です。 こんにちは。 デキビジで放送された勝間和代氏とひろゆき氏の対談が氏の対談が面白いということで、ネットで話題になっているのを知りました。 動画はこちら。 http://say-move.org/comeplay.php?comeid=67906 書き起こしはこ... [続きを読む]

受信: 2010年5月 7日 (金) 21時44分

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