« 2010年1月 | トップページ | 2010年3月 »

2010年2月

有吉九段は永遠に引退しない?

またアクセス数が伸びているので、今度は何かなと思ったら、どうやら2ちゃんねるの将棋板の「奨励会・三段リーグ・フリークラス」スレにリンクが張られていたからのようだ。

張られていたのは私が2月4日のエントリーで書いた「有吉九段は絶対に引退か?」

そして、それとともに、日本将棋連盟サイトの「引退規定の変更について」へのリンクも張られていた。


【現在】
引退が決まった年度末(3月31日)。
【変更後】
引退が決まった年度に勝ち残っていた棋戦の最終対局日。但し、テレビ棋戦の場合は、対局の放映日。
この変更により、有吉道夫九段の引退日付は2010年3月31日から、最終対局日に変更となります。

そう、引退規定がつい3日ほど前に変更になっていたのである。
このことについては私のファン交流掲示板のほうでも読者の方からご指摘があったので知っていた。

まさか、私が書いたエントリーが影響したわけではないだろうが、これで私の疑問は払拭された。
有吉九段は残っている棋戦に勝ち続ける限り、最終対局日は来ないのだ。
タイトルを取って防衛し続ければ、命ある限り、最終対局日を永遠に回避し続けることができるのだ。

……と、思ったのだが。

続きを読む "有吉九段は永遠に引退しない?"

| | トラックバック (0)

佐藤秀峰さんにレスポンスをいただいた

先日、佐藤秀峰さんの「紙原稿のデータ化講座」にツッコミを入れるようなエントリーをアップしたところ、佐藤さんの日記で丁寧な反応をいただいた。
私がずけずけと疑問を羅列したにも関わらず、参考になったと言っていただき、恐縮&感謝しています。

また、一色登希彦さんのブログでも採り上げていただいた。
こちらにも感謝です。

佐藤さんは私の『気分は形而上』を読んでおられたようで、その「面白さ」についても佐藤さんの言葉で表現していただいており、面白いと言っていただけたことに感謝するとともに、私と制作姿勢が基本部分で似ているのかもという感じを持った。

おそらく、佐藤さんご自身も、世の中の事象を、まずは別の(つまりは自分の)角度・視点から見ないと気が済まないタイプなのだろう。

続きを読む "佐藤秀峰さんにレスポンスをいただいた"

| | トラックバック (0)

「まんがズキュン!」『実在ガキんちょ日記』投稿ネタ大募集!

今月15日発売の「まんがズキュン!」『実在ガキんちょ日記』の新連載がスタートしました。
ぜひ買って読んでいただき、「ガキんちょ」 投稿ネタの雰囲気をつかんでいただければと思います。

女性なら、彼氏や旦那様のガキんちょ時代の武勇伝を聞き出してタレコミ投稿しちゃいましょう(笑)。
お子さんのガキんちょぶりを書いて送って下さってももちろん大歓迎。
女性なのにガキんちょだったという方の自己紹介でももちろん大歓迎。

掲載料は1本につき1000円です。
1回掲載されればズキュンの定価3冊分以上稼げます(笑)。

続きを読む "「まんがズキュン!」『実在ガキんちょ日記』投稿ネタ大募集!"

| | トラックバック (0)

佐藤秀峰さんの「紙原稿のデータ化講座」を読んだ

佐藤秀峰さんのブログの「漫画制作日記」に「紙原稿のデータ化講座」が連載されているので読んだ。

う〜む……。
これでいいのかもしれないけど、私のやり方とはだいぶ違うし、疑問点があるので書いてみる。

佐藤さんはスキャンの際、原稿を斜めにスキャナー上に置くという。
こうするとモアレが軽減されるそうだ。
そして、取り込む際のモードはモノクロ2階調とのこと。

モノクロ二階調の600dpiで原稿を斜めにして取り込み、PhotoshopCS4の「画像の回転」「角度入力」で真っ直ぐに戻すという。

続きを読む "佐藤秀峰さんの「紙原稿のデータ化講座」を読んだ"

| | トラックバック (0)

里見女流新名人誕生

「将棋に女子高生名人 里見が「女流」奪取、2人目の10代2冠」

女流棋士の里見香奈が清水市代から女流名人を奪取した。
まだ女子高生で17歳。

この人、本当に強い。
女流枠を超えて強いと思う。

男女の若手棋士が混ざって戦う公式戦の新人王戦でも、棋聖戦の挑戦者決定戦まで行った若手ホープの稲葉四段を破っているし、「将棋世界」誌企画の東西対抗戦でも村山四段(序盤は村山に聞け、と言われるくらいの定跡通)に勝った。

里見新名人は最初から女流枠でプロになったわけだが、奨励会ルートで男性と同じプロ棋士を目指していたら、今ごろ三段リーグに入っていたかもしれない。
三段リーグを抜けるのは至難のワザだが、里見さんならもしかして、という雰囲気はある。

続きを読む "里見女流新名人誕生"

| | トラックバック (0)

『Xファイル』の前に『24』を観てはいけない

去年から、その日の仕事を終えて晩酌する時に『24 -TWENTY FOUR』をシーズン1から少しずつ観てきて、最近ようやくシーズン7まで見終わった。
(以下、話が楽しめなくなるようなネタバレはありませんが、中身には言及します。)

いや〜、面白い。
話の作りはメッチャご都合主義だけど、作り手は楽しませ方を知っている。

思想的に深く考えたり、登場人物の心理や行動に厳密な整合性を求めたりするとダメだが、素直にストーリーに入っていけばどんどん観てしまう。
ただし、2回観る気は全くないけどね。

で、全部観ちゃったので、次に観るものを探した。

何気なしに、今度は『Xファイル』を選んだ。

続きを読む "『Xファイル』の前に『24』を観てはいけない"

| | トラックバック (0)

大毅のチャンピオン奪取に一応感動した

亀田大毅の世界戦を観た。

1ラウンド目の攻撃スタイルはとても良いと思った。
アウトボクシングでジャブとノーモーションのストレートが入る。
接近してフックを放って、すぐにまた離れる。
あれをずっと続けていけば、デンカオセーンはスタミナに不安があるそうなので、終盤疲れてきたところを接近戦にチェンジして倒しにいくか、判定狙いで最後までアウトボクシングに徹するんだと思っていた。

続きを読む "大毅のチャンピオン奪取に一応感動した"

| | トラックバック (1)

いよいよ渡辺竜王対羽生名人の名人戦が観られるか?

昨日(というか日付では今日)、渡辺竜王が順位戦でA級昇格を決めた。
おめでとうございます。ずっと待ってました。

ニフティの有料中継サイトでずっと観ていた。
1月半ばから2ちゃんの書き込み規制に巻き込まれていて実況スレで応援できなかったのが残念。

終盤、両者一分将棋になり、勝ち負けが二転三転するすごい将棋だった。
深浦王位もさすがの強さで、王位三連覇しているだけあるなと思った。
投了前数手のところで敗着を指してしまったが、あんな将棋を間違わずに指すのは羽生名人でも無理なのでは。

続きを読む "いよいよ渡辺竜王対羽生名人の名人戦が観られるか?"

| | トラックバック (2)

朝青龍は絶対引退しなきゃならなかったのか?

日本相撲協会と、マスコミと、大相撲通の識者(?)達が朝青龍を引退に追い込んじゃったけど、本当にこれでよかったんだろうか。

最後、数日ゴタゴタはしたけど、朝青龍がスパッと「けじめ」をつけてしまったもんで、協会理事や親方達、それにマスコミの人達もずいぶん後味が悪いんじゃなかろうか。

識者(?)の人達は相変わらず残酷なままだけどね。
もうちょっと「惻隠の情」があってもいいと思うけど。

続きを読む "朝青龍は絶対引退しなきゃならなかったのか?"

| | トラックバック (0)

有吉九段は絶対に引退か?

将棋の有吉九段がとうとう引退することになった。

前期の順位戦ではギリギリで降級点を避けて踏みとどまったが、今期は9回戦終了時点で2勝7敗となり、C2クラスからの降級が決定。

C2の下のフリークラスは60歳が定年。(事前にフリクラ宣言せずに降級した場合。)
74歳の有吉九段は自動的に引退というわけだ。

61歳の時点でA級に在籍していたし、通算で1000勝を越えていて、文句なしの一流棋士。
昨日のA級順位戦では永世棋聖の資格を持つ佐藤九段がB1に降級したりしているし、羽生名人だって60歳までA級を張れるかはわからない。

有吉九段、本当にお疲れさまでした。

ところで、将棋連盟のサイトで調べてみたんだけど、有吉九段はまだ棋王戦予選に残っている。

もし、どんどん勝ち上がって棋王位を取ってしまったら、失冠するまで引退しなくていいの?

| | トラックバック (0)

マンガ家は〆切りがないと走れない

昨日の夜までまんがズキュン3月号(2月15日発売)から新連載になる『実在ガキんちょ日記』 の作画をしていたのだが、下描き開始からパソコンでの仕上げ作業終了まで計6日もかかってしまった。

6ページなら、昔は2日で上げていた。
と言っても、2日目はアシさん2人が来て背景と仕上げをやってくれていたわけだが。

それでも、自分1人だと3倍の時間がかかるというのはおかしい。
せいぜい4日で上げないと。

理由はわかっている。
作画に時間が取れすぎるからだ。

今、連載の仕事は月刊の「本ゆ」と「ズキュン」、それに中日新聞だけである。
月産で最大14ページ(換算)くらい。
スケジュールがつまっていた頃は最大で50ページ近い枚数を描いていた。

今はアシさんなしでも十分1人でやれるページ数。
時間が余ってしまうくらいであり(そうでないと営業用の原稿が描けないが)、本来持っている作画作業の底力が出ないのだ。

多くの連載マンガ家がそうなのではないだろうか。
次々と迫り来る〆切りにケツを叩かれることによって潜在能力をフルに発揮する。
逆に言えば、〆切りに追われないと(何かでひっ迫しないと)人間は最大限の力が発揮できない。

そもそも〆切りに追われるマンガ家のスケジュールが人間離れしているという見方もできるが、週刊連載や、週刊でなくても複数連載をこなすマンガ家のほとんどは、このような、あたかもマラソンのオリンピック候補が代表選考会で走るような状況下で力を発揮してきたのである。

42.195キロを自分1人だけで走ったら、自己ベストに近い走りはとてもできないだろう。
練習で走る時も伴走者(競技仲間)がつく。
あるいはコーチが自転車や車で並走して檄を飛ばす。

アシスタントを5〜6人以上も使って同じ事務所で作画作業する売れっ子マンガ家はさしずめペースメーカーをつけて世界最高記録を出すQちゃんみたいなものか。
それを毎週やるのだ。

どうりで、大御所のマンガ家先生たちが皆60歳あたりでバタバタ死ぬわけだ。

続きを読む "マンガ家は〆切りがないと走れない"

| | トラックバック (0)

« 2010年1月 | トップページ | 2010年3月 »