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『わかりあえない人々』ネットコミックで復刊

2002年に竹書房から出した『わかりあえない人々』全1巻が電子貸し本サイトRentaから配本されています。
最初のほうは無料で立ち読み可能ですので、興味のある方はアクセスしてみて下さい。

ピテカントロプスで描かせてもらっていた『けつちゃん』と同じ閲覧用ブラウザを使っているようで、使い勝手も良いし、とても画像が鮮明です。

もしかしたら、10年後くらいには紙の単行本がなくなってしまい、全部こういう形式で売られるようになるのかもしれないですね。
A5版くらいの大きさの、有機ELか何かの薄い電子ペーパーを持ち歩き、いつでもどこでもマンガが読めてしまう時代がすぐそこまで来ているのかしれません。

私の過去の単行本はほとんどが絶版になっています。
かと言って、全然、今の若い世代に読まれなくなっているかというとそうでもありません。
親が『気分は形而上』や『よしえサン』シリーズを若い時に買って持っていて、その子供が本棚から出してきて読み、ファンになって「ファン交流掲示板」に来てくれたり、メールをくれたりしています。

これは文句なしにうれしいことなのですが、もし、今も単行本が全部現役で書店に並んでいたら……と考えてしまうのも正直なところです。

ただ、並んでいたとしても、昔のような売れ方はしないし、細々と売れる作品であったとしても、そもそも書店はそういう作品に棚のスペースをさくことはしないでしょうね。
出版社も在庫を抱えていると、それだけで税金がかかるので、一定の売れ行きが見込めない本は増刷しません。

しかし、近年になって、上記のように電子コミックとして過去作がお金になる形でよみがえるようになってきました。
このブログの左側に「オンラインコミック」として並べてある作品がそうです。

この方式はまだまだ発展途上で、今はまだこれだけで生活できるマンガ家はほとんどいないでしょうが、今後、ケータイと電子ペーパーという組み合わせでマンガを読むことが主流になれば、今の出版システムは大きく変わるかもしれません。

まあ、マンガ家はそういうことに関係なく、常に面白い作品を描き続けなきゃしょうがないわけですが。
ええ、とっととネームに戻ります。

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