ノイロトロピンは効くのか
日本酒の記事も書いてほしいというご要望をお2人の方からメールでいただいたのですが、実は最近、あんまり飲んでおりません。
というのは、ここのところ集中して痛み止めを毎日飲んでいるからです。
私の場合、これまで、痛み止めの薬はどれも体に合いませんでした。ロキソニンやボルタレンなどは一気に胃腸に来ます。右肩を痛めた時に公立の大病院でもらったライペックというのもダメでした。
一応、胃腸薬も同時にもらいます。医者によって選ぶ胃腸薬は違うみたいで、憶えてるままに書くと、ケルナック、ガスロン、セルベックス、ムコスタとかそんなの。どれもたいした効果はありませんでした。
多少、胃腸に悪くても、肩の痛みにしっかり効くのなら、飲む価値もあるのですが、全然痛みが減らないのです。
「それなら、この薬はどう?」ってことで、ノイロトロピンというのを処方してもらいました。副作用が少ないとされる薬で、痛みの種類によってはかなり効くとか。ただし、4週間くらいは継続して使用しないと効果はわからないらしくて、今のところ1週間、しっかり飲み続けています。効果は……まだないですね。効いてくれるとうれしいんですけどね。ちなみに、胃腸の痛みはないみたいです。
あ、唯一、効き目がはっきり出る薬があります。
ロキソニンテープ。
これはロキソニンの成分をそのまんま貼り薬にしたものだそうで、これを患部に貼ると2時間くらいはかなり痛みが軽減します。でも、1日1回が限度量らしく、寝てる時も含めて24時間痛いので、どんなタイミングで貼るかけっこう考えてます。
ネーム(下描き前の絵コンテ。これが最も集中力がいる。私の場合)の寸前に貼ったりします。これは頭と右腕をフルに使う作業です。左手も原稿用紙を押さえて知らぬ間に突っ張ってるし、両肩と背中と首に力入ってるし、同時に右脳も左脳も全開だし、あちこち視線が行って凝視して目は疲れるわ、キャラの表情を描く時、自分も同じ表情になるわで顔の筋肉まで疲れるわ、大変です。
思うに、こういう疲れが長年溜まって、トシとった今、肩に集中して痛みとなって出ているような気もします。もしかすると、南の島に1年くらいバカンスに行くと治ってしまうのかもしれません。そんな余裕はないので絶対無理ですが。
とはいえ、
全然日本酒を飲まないと舌が震え出すので、小型のグラスに軽く1杯ほど、1日の終わりに味わいながら飲んでます。今、開けてるのは「鍋島純米吟醸あらばしり1800ml3.360円」
これはもう、なんといううまさでしょうか。甘くて舌触りがとろ〜っとしてて、でもノド越しはするする通る感じで、ふわ〜っとフルーティな吟醸香が大量に鼻に戻ってきます。生酒の、しかも搾って即詰めしたあらばしりなので、酒蔵で飲む新酒から何も引かれていません。去年の冬に仕込んでますから、今飲めるお酒は1年近く寝かされているわけで、荒さも引いて熟成感があります。ちょっと高いけど自信を持ってお勧めできます。
あ、そうそう、昨晩、講談社の担当編集氏と打ち合わせをした際、竹書房の『よしえサン日記』が12月発売なら発売日を同時にすると双方にメリットがあるねという話になって、両者の編集同士で打ち合わせる段取りとなり、うまく進めば同日発売にできそうです。具体的には12月の10〜15日あたりになると思われます。
間に合わせるために私の作業スケジュールもきつくなるのですが、そういうしんどさはいくらでも来いって感じです。最良の痛み止めはこの2つの単行本が売れること、だったりして。
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